コタツを出した。
その結果、パソコン前にして眠ってしまいました。
しかも、2日連続で、だ。
今回更新がなかった理由は、そんな感じです。
という訳で本日紹介するマンガはコチラ。
双葉社刊/原作:ドゥーガル・ディクソン氏/作画:小川隆章氏[作品概要]現在よりさかのぼるコト6500万年前。
恐竜は種としての絶滅をむかえた。
…が、もしも、恐竜が滅びるコトなく、現代まで存在続けていたとしたら、どうなっていただろうか?
どんな進化を遂げ、どんな暮らしをしているのだろうか?
そんなもしもの物語。
[参考記事]→
”フューチャー・イズ・ワイルド(コミック版)”紹介 [内容補足と感想とか]さて6500万年前に恐竜は絶滅した。
しかし、もしも恐竜が絶滅せずに、現代まで存在し続け、進化を続けていたとしたら、現代の地球はどのようになっていたのだろうか?
白亜紀後期、最強とされる肉食恐竜がいた。
ティラノサウルスである。
以降、ティラノサウルスは巨大化を続けていく。
しかし、その結果、俊敏さは失われてしまった。
そんな中、新たな進化として誕生した種があった。
グルマングルマンである。
グルマンは肉食であるが狩りをせず、動物の死骸を探して食べるのである。
俊敏さが失われた結果の進化である。
ある年、大規模な干ばつが発生した。
草食恐竜達は別の湿原地帯を目指して移動を開始した。
肉食恐竜も獲物となる動物がいなくなってしまい、空腹にみまわれていた。
そんな中、1匹の腹をすかせたグルマンの様子が描かれる。
彼は無事に食事にありつくコトが出来るのだろうか!?
さて、一族による共同生活を発達させ、完全分業生活をする恐竜がいた。
ゲシュタルトゲシュタルトである。
ゲシュタルトは、卵を産むのは一族の女王のみ。
他の固体は、老若や雌雄によって効率よく仕事が分けられていた。
要するに、アリやハチみたいな生活形態である。
で、とある群れの話。
ある時、敵に襲われた群れであったが、何とか撃退に成功した。
しかし、その時に、群れの中の2匹が川に流されてしまったのだ!
川に流される2匹は助かったモノの、かなり遠くまで流されてしまった。
群れでの生活に適応進化したゲシュタルトは、結果として個々は弱体化していた。
2匹は自分達の家まで帰ろうとするが…?
モノコーンは頭に強力な角を持った恐竜だ。
モノコーン祖先はトリケラトプスやスティラコサウルスであり、姿形は大きくは変わっていない。
草原の移動に順応し、脚が細くなった程度である。
さて、とある群れでは、新たなリーダーが決められようとしていた。
リーダー決め要するに力比べである。
現在のリーダーはかなり年老いた恐竜である。
そんな老恐竜に、有望な若者が挑むが…?
水の中に目を向ければ、やはり水中に適応進化した恐竜がいる。
ウォーターガルプウォーターガルプは、体長が2.5メートルほどに成長する。
赤ん坊の頃なら別にして、ある程度成長してしまえば、ほとんど外敵はいないといえた。
その為、生活は極めて穏やかで緩慢になりやすく、親離れが難しいのであった。
さて、雨季がやってきて水域が上昇し、ウォーターガルプの生活圏は拡大した。
この時期は、親離れを間近に控えたウォーターガルプにとっては重要である。
生活圏の拡大により、目新しいモノが増えるからである。
そして今年もまた、新しいウォーターガルプの冒険が始まる。
冒険の始まり見るもの全てが新鮮なウォーターガルプの子供。
彼はどんな経験をするのだろうか!?
はい、という訳で、前作(?)は、人類が滅んだ後の地球、遥かな未来を描いていましたが、今作は現代を描いています。
ただし、どのみち人類はいませんが。
遥かな過去、恐竜は絶滅した。
だがもし、絶滅しなかったら?
今回もまた、人の想像力をフルに使った物語です。
そもそも、恐竜という存在自体が想像によってまかなわれている部分が多いんですよね。
どんな外見だったのか?
どんな暮らしをしていたのか?
今の時点では、見つかる断片から想像で補うしかない。
ソコからさらに何歩かススんだ想像の世界。
このマンガには、たくさんの想像力が詰まっているのです。
私はねぇ、こういうマンガが大好きなんですよね。
もし、現代に恐竜がいたら?
そんなワードを聞いたダケで心が躍る。ワクワクする。
しかも、単に生き残っていたダケではない。
過去から現在に至る過程で、進化をし続けてきているのだ。
どんな進化をするのだろう?
どんな生活をおくっているのだろう?
考えたダケでも楽しい。
そんな恐竜達をカタチにし、そしてドラマ性をも持たせた内容に仕上がっていて、とっても面白い。
そういうのが好きな方なら楽しめますよ!
最後まで読んでいただき有難うございます。