過ぎたるは猶及ばざるが如し!
という訳で、毎週恒例”かるた”レビュー。
[感想バックナンバー]
→第1話「大昔のゲームだろ?」
→第2話「馬鹿にすんな!!」
→第3話「スゲェ!!」
→第4話「屁でもねェよ」
→第5話「デケェ!!」
→第6話「やっぱりオレ…」
→第7話「下らねェ!!」
→第8話「いいんだよ、負けても」
→第9話「届け!」
→第10話「負けんなよ」
→第11話「捻り潰してやるよ」
[ストーリー]
さて格ゲー引退宣言をしてかるたに打ち込むコトにした太一クン。
高校の登校日に賞状を貰ってご満悦。
そんなかるた同好会の活躍を複雑な様子で眺める人がいますが、正体は不明です。
さて部室でかるたの特訓をしていると壬生先輩がやってきました。
余程ヒマな方だと推測できます。しかも常に着物。
こうなるともう、ヤバい人としか思えませんが、壬生先輩は大物でした。

東大生
東京藝術大学……
……というオチはなく、東大は競技かるたの母校的な存在の様です。
何でも初めてかるた会を作ったのが東大生だというコトです。
ソレを知った壬生先輩は必死になって勉強したのでしょうか。
「絶対かるたの聖地にいくんや~~」とか何とか言いつつ、勉強している姿が目に浮かぶ様です。
さて壬生先輩は「職域」への出場をススめてきます。
職域―――
「職域学生かるた大会」の略で、職場・学校・かるた会などで5人1チームで対戦する団体戦のコトらしいです。
出られるなら何でも出ようという太一クンの提案で出場を検討します。
そんな訳で、残りのメンバーを捜すコトになりました。
尚、壬生先輩のチームとの対戦フラグが立ちました。
が、壬生先輩チームの敗北フラグかもしれません。
まずは顧問・宮原先生に白羽の矢が立ちました。

顧問・宮原先生
やはり顧問。ココ1番では頼りになります。
ただ選ばれた理由は「百首覚えているから」というモノです。
しかし、メンバーに選ばれれば、見せ場の1つや2つあると思うので、楽しみでなりません。
さて残るは1人です。
千歳には心当たりがあるようですが―――
――と、部室に戻ってみると、女の子がこっそりと部屋を覗いています。というか、様子を探っている様子。

覗き魔
彼女の名は「高円寺沙紗(こうえんじサーシャ)」。

描くのが大変そうな髪型だ
ハーフだそうです。どことどこのハーフかは不明ですが。
なんでも千歳と同じかるた会のメンバーで、小・中と同じ百人一首部だったと。
うってつけの人物の登場で、さっそく勧誘を始める太一クンですが、千歳は乗り気ではないし、何やらイラついている様子です。

即・お断り
千歳と同じ部活には入るのが嫌で同好会に入らなかった臍曲がりはお断りという千歳。
対して、大会前に骨折するような注意力のない千歳が部長のような部はお断りというサーシャ。
ドッチも意地っ張りですね。たぶん近親憎悪でしょう。
そして飛び出す定番のセリフ。

タカビー系
自分を部長にするなら入部してもいい、と言うサーシャ。
そして
千歳が1度髪を下ろし…
…ポニーテールに結い直して臨戦態勢に。

ポニーテールが重要
私が勝ったら2度と部室に近づくな―――
お約束の会話が為されて勝負が始まりました。
試合は均衡してススみますが、千歳は腕が完全ではなく、骨が痛む様子で、僅かだがサーシャがおしています。
そしてサーシャ残り7枚、千歳残り5枚。
いよいよ大詰め、というトコロで、落雷のため停電が発生。
―――というトコロで次回へと続く。
[感想とか]
おそらく、というか間違いなくツンデレ系のサーシャです。
サーシャは千歳に1度も勝てなかったらしいので、負けず嫌いのサーシャはソレが許せなくて同好会に入らなかったといった感じでしょうか。
ただ、言動を見る限り、千歳の実力は認めている様ではあります。
認めてはいるが感情が邪魔をして素直になれない。認めたくない。
というトコロでしょう。
さてサーシャですが、この流れだとメンバーに選ばれます。
たぶん勝負はお預けで、イロイロと理由をつけて入部してきます。
基本的に寂しがり屋っぽいので、入部は間違いないでしょう。
建前的に一時入部だとしても、何だかんだで最後まで付き合うタイプと考えられます。
さて人物関係的にはサーシャの役割は何でしょうか。
千歳のライバルではありますが、恋のライバルになったりするのでしょうか。
具体的にいうと太一クンにホレる。
由利子がそんなキャラにはなりそうもないので、解りやすい恋敵が必要になってきたのかもしれません。
個人的には千歳にホレていて、天王寺のライバルになって欲しいです。
ってかまたこのパターンです。
私の中ではこのマンガはユリマンガになってますね、はい。
という訳で私の中でのサーシャ像。
・ツンデレ
・負けず嫌い
・タカビー
・寂しがり
・思い通りにいかないと気がすまない
・
竹下氏の作品では類似キャラに”カケル”の女王玲子がいますが、あんな感じになるかと思います。
最後まで読んでいただき有難うございます。