い~かげん人間のダメダメだいあり~

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このゲームをちょっと語ってみました。
――大地に風が吹くように――
――原野に雨が降るように――
――心の景色は常に移りゆく――
――去りゆく今日と――
――巡り来る明日の狭間で――
――探してみたいものがある――
――雨は新緑をより深く塗り替えた――
――期待が予感に変わる手応えを合図に――
――旅がはじまる・・・――


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2007/06/07(木) 19:00 コミックレビュー
忙しい時というのは、忙しい出来事が重なるモノだなぁ。
何で複数の出来事が同時にやってくるかな。


…と、訳の解らない挨拶から始めてみました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。本日紹介のマンガはこちら。

Snow in the Dark
集英社刊/叶泰弘氏


[作品概要]
6/7現在、「週刊少年ジャンプ」誌上において”エム×ゼロ”を絶賛連載中の叶泰弘氏の3冊目の短編集です。
表題作”Snow in the Dark”を始め、前出の”エム×ゼロ”のプロトタイプである”MP0”他2編を含めた全4作を収録した短編集です。




[MP0]

加水良人。高校入学に失敗し浪人が決定。
中学時代に好きだった女の子・星崎梢絵と同じ高校に行きたくて必死に勉強するも見事に玉砕した。
既に高校の制服も購入していた加水は、高校の入学式に制服を着て校門の前でウロウロしていたトコロ、高校の教師に生徒と勘違いされ学校の中に入れられてしまった。
その学校は、なんと魔法の才能ある者を集めて教育している、魔法学校だった。
何だかんだでこの学校の生徒として認められるコトになった加水ではあったが、この学校に魔法を使えない者がいてはマズいので、魔法を使える様になるまで何とかして隠し通すコトになるのだが…


さて、先ほども書きましたが、現在「週刊少年ジャンプ」で連載している”エム×ゼロ”のプロトタイプですね。
導入部からオチまでの流れが見事で、かなり好きな作品ですね。

叶氏は、こういう主人公が自分を偽り、正体を隠し通すタイプの作品の作り方が上手いと思わされますね。
主人公の男がヒロイン一筋の一途バカであるトコロなんかが九澄を彷彿とさせます。
”エム×ゼロ”と違ってオイロケ(っていうかパンツ)をあっさりと描いてある辺りもポイントが高いですかね。

DSC02809.jpg
パンツを脱がす魔法

しかもただ脱がすダケではなく、このシーンを上手く絡めた展開や、オチへと続く一連の流れの布石になっていたりと、サービスシーン以上の意味を持たせているトコロにも好感が持てますね。




[SHE MONKEY し~もんき~]
本土から9Kmほど離れた島「猿隠島」。交通手段はなく、地元民の話では電気も電話もない無人の島らしい。
伊勢邦夫は父親に会う為に、手漕ぎボートでこの島にやってきた。
島に上陸したトコロ、無人であるハズのこの島に何故か女の子がいて、しかも伊勢は一目惚れ。
実はこの島は国が出資している遺伝子の研究機関があり、その内容の重要性から外部との接触は一切禁じられていた。
伊勢が島で出会った女の子も、実はサルを遺伝子改造して創られた人間であり…


まぁ、ラブコメですね。
女の子(名前は紋樹という)は、シッポが生えてはいますが、外見は人間と変わらない。
精神も、頭も人間とさして変わらない。
そんな紋樹に恋してしまった伊勢の苦悩というか葛藤がイイ味してますね。
サル扱いされた紋樹が傷つくシーンなんかも結構お気に入り。
さんざんラブコメ展開が繰り広げられた後に訪れる最後のオチが秀逸すぎた。

後はやっぱりサービスシーン。
適度に挿入されるオイロケシーンや紋樹のカワイさがミドコロになっております。

DSC02810.jpg
なんつーシーンだ!

ココなんか、かなりのドキドキ感が味わえますよ?
いや、だって。パンツではなくパンツの中身を見せるシーンですからね。




[Snow in the Dark]
はるか昔。ドイツの辺境にあるスノウガーデン城。
その城の姫・白雪は14歳になる前日、継母である現王妃に命を狙われる。
白雪姫の護衛役であるラリーと共に城を逃げ出すが…


この短編集に収録されている作品ではただひとつ、他とは空気が違っていますね。
作品全体に暗い雰囲気が漂っています。
ラストも完全にハッピーエンドという訳ではないですしね。

王妃が白雪に語った、「白雪を殺す理由」を見ると、何故14歳直前まで殺さなかったのか。という疑問が沸いてくるのですが、最後まで読むとその理由も見えてきます。
その辺りのもの悲しさがまた、何ともいえない感じですね。

以下ネタバレ防止につき要反転
結局王妃が白雪に語って聞かせた話は全くのウソだった訳ですが、きっと白雪が本当の母親の真実を知らないまま逝けた方が幸せだったと思ったからなんでしょうね。
たとえソレが原因で自分が愛する娘に恨まれたとしても。
まぁ、白雪が本当のコトを知ったら自殺したかもしれないけれど。

以上、反転終わり。


[桐野左亜子と仲間たち]原作:二戸原太輔氏

天啓(オラクル)。いわゆる超能力。
世界の裏側では天啓を使い悪を働く者とそれを防ごうとする者達との戦いが繰り広げられていた。
桐野事務所は、そんな天啓を使う犯罪者を捕らえるトコロだ。
だが、最近では事件は増したモノの、捜査は特防庁(天啓犯罪を取り締まる国家機関)が独占、あぶれた依頼も大手団体が持っていってしまい、個人経営である桐野事務所には回ってこない。
仕事がなく、存続の危機に瀕していた桐野事務所であるが、ある日、闇の世界で有名なエージェント「心臓破り」の捜査依頼がやってきた…


この話を読んでいて気になったのですが、この世界って一般に天啓の存在は知れ渡っているんですかね?
いや、知れ渡っている気もするのですが、冒頭のヤリトリを見ると、あまり知られていないんじゃないかなー、という気もするので。
その辺りが、明確にはされていないですよね。

話としては、桐野事務所の3人の天啓を上手いコト活用しつつ、左亜子と心臓破りとの戦いをメインに描いている感じですかね。
特に左亜子と心臓破りの戦いは程よい緊張感があっていいですね。
後は天啓「次回予告」の使い方がお見事!です。戦いで1番役に立ちそうにない能力なのですが、あー、こーいう使い方もあるのか、とね。


[最後に]
この本を読んでいて思ったのは、あー、叶氏は連載作品よりも短編の方が好きなのかなー。というコトですね。
読みきりを描く力がスゴくある様に思うんですね。
後書きにも書いてあるのですが、
DSC02811.jpg
担当編集者のブッチャけ

「週刊少年ジャンプ」という雑誌に載る読みきりって、連載を意識した作品なんですよね、基本的に。
この短編集の収録作品でも、基本的に続きが描ける訳です。
実際、連載作品は”MP0”か”SHE MONKEY し~もんき~”かで迷ったと書いてありますしね。
そんな中で”Snow in the Dark”は異質なんですね。
この作品のみ、ここで完結しているっていうね。続きは描けないだろうし、焼き直しもムリだろうし。

ま、とりあえず、叶氏の作品が好きなら買っても損のない1冊ですよ。
特に”エム×ゼロ”が好きなら迷わずゴー!です。


最後まで読んでいただき有難うございます。
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「チャンピオンREDいちご」Vol.2感想 ”ロザリオとバンパイア”9巻
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