い~かげん人間のダメダメだいあり~

マイナーマンガ好きのたわごと。面白いと思ったマンガの紹介&マンガ雑誌の感想がメイン。紹介マンガが(貴方にとって)面白いという保証はしません。あしからず。リンクはフリー&報告不要、トラックバック歓迎、コメントは更新の活力です。

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祝!”風雨来記”がPS2でリメイクされました!
発売中です。
このゲームをちょっと語ってみました。
――大地に風が吹くように――
――原野に雨が降るように――
――心の景色は常に移りゆく――
――去りゆく今日と――
――巡り来る明日の狭間で――
――探してみたいものがある――
――雨は新緑をより深く塗り替えた――
――期待が予感に変わる手応えを合図に――
――旅がはじまる・・・――


”風雨来記(PS2版)”&”風雨来記2”が廉価版で発売中
この機会にいかがですか?オススメですよ。
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2007/12/22(土) 21:27 コミックレビュー
ここ数日でマンガに使った額を考えるのが怖いのですが…
ボーナスが出たので、チョーシにのって買いまくってしまった…
ちょっと食費の部分で節約するかな。


さて本日紹介するマンガはコチラ。
探偵綺譚 石黒正数短編集
徳間書店刊/石黒正数氏


[作品概要]
”それでも町は廻っている”でお馴染み、石黒正数氏、2冊目の短編集!
表題作”探偵綺譚”をはじめ、全11作を収録した短編集。
氏が大学時代に描いたというラクガキもいくつか収録しています。


[参考記事]
初短編集”Present for me ~石黒正数短編集~”の紹介

”それでも町は廻っている”1巻紹介
”それでも町は廻っている”2巻紹介
”それでも町は廻っている”3巻紹介




[探偵綺譚]

DSC04142.jpg



M市稲奈町。
この町には「夜に稲奈神社へ行くと帰って来れなくなる」という言い伝えがある。
もちろん誰もホンキにしていなかったし、誰もが忘れていた。
そんな時、見沢千加が謎の失踪をとげる。
クラスメイトが行方不明の見沢を見たと聞いた、友人の嵐山歩鳥は、捜索を開始するが―――?


名前は嵐山歩鳥と紺双葉ですが、名前が同じなダケで、”それでも町は廻っている”の2人とはあまり関係がないですね。
名前ダケのプロトタイプといった感じですかね。
内容はホラーチックなミステリーといった感じでしょうか。
失踪した同級生、不吉な言い伝え、幽霊…
そして描写的な恐怖。

DSC04143.jpg
恐怖描写


しかし、そんな中にも石黒氏らしいギャグ描写がてんこ盛りで、読者を飽きさせません。
紺双葉が目を怪我した理由やくしゃみの件など、笑えるシーンが多々あります。
何よりも歩鳥と双葉の掛け合いが、逐一漫才みたいになっているのが良いね。

そして何といっても意外な真相…
いやまぁ、アレは予想どおりと言えなくはないけれど…
親にくらいは言っても良かったんじゃないかなー、と思ってしまう。
言い伝えの真相も面白くて良かった。

――彼氏もおらんのに勝負パンツ買っとる場合かーッ――



[スイッチ]

DSC04144.jpg



ボマー:身体に爆弾を埋め込まれた被験者
スイッチ:その爆弾の起爆装置
爆発の威力は半径5メートル程度。スイッチを押そうが押すまいが自由。
コレは、身体の爆弾とどう向き合っていくかのテスト…、実験である。

ある者はスイッチを地中に埋め忘れようとしている。
またある者はフラれたショックで相手もろとも爆発した。
またある者は本人の意思とは無関係に事故で爆発した。

友人から、自分はボマーだと告白され、スイッチを託された江草クン。

DSC04145.jpg
江草クン

スイッチを押せば友人は爆発→死亡。その事実を前に、江草クンに決断は!?


何故に17歳にこだわるのか解らないというのが正直な話。
確かにワイドショーなんかでは犯罪の低年齢化が言われていますが、私は凶悪な少年犯罪が増えたとは思わないですね。
増えたのは少年犯罪をセンセーショナルに報道するマスコミの方だと思っている。
犯罪が凶悪化したように見えるのは、技術が進歩したからだと思う。
思いつく限りの凶悪な事件を起こそうと思った場合、技術が進歩していた方が物理的に凶悪化するのは当たり前。

さて、マンガの感想を書きますと、緊張感のある描写の後にやってくる意外な真相描写に驚きを隠せない。
あの盛り上げ方と、その後にやってくる安堵感が相まって、最後のオチがえらく秀逸に感じられる。

――本当に高校生かよ。30過ぎみてーなツラしやがって!!――



[14歳 性の相談室]

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男子中学生の仲良し4人組が寄り集まって、エロい話に華を咲かせる。
ただそれダケのマンガ。
そんな中で、クラスメイトの女子の生チチを見たという男がいて…?

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クラスメイトの生チチ

まぁ、なんていうか…
男だったらほとんどの人が共感できるんじゃないかなー。
男子中学生といえば、表面上では女の子に興味ないフリをしていても、やっぱりそういうモノに興味の出てくるお年頃。
仲良しグループが集まればゲームやマンガ、そしてエロ話に華が咲く!
今回の話では女子バレー部の練習を見ていたという男子がバカすぎて面白かったかな。
さすがにコレはヤリすぎじゃないのか、と。

最後のオチもまた、中学生らしくて良い。

――鯨井ノーブラ 鯨井ノーブラ 鯨井ノーブラ――



[気の抜けたビールで…]

DSC04149.jpg



犯人を取り逃がした刑事。

DSC04150.jpg
逮捕失敗

自分の油断が許せないこの刑事(名前はヨシオ)は先輩の刑事(名前は内須河)に相談する。
すると「冷めたピザでも食うんだな」という答えが返ってきた。
意味の解らないヨシオがさらに問い詰めると、内須河はヨシオに刑事としての心得を教え始める…


刑事としての心得っていうか、ハードボイルドの心得っていうか…
何でも作者が「マンガでハードボイルドの定義を描きます」と言って出来上がったのがこのマンガだそうで。
私はハードボイルド作品はあまり読まないのですが、まぁ、確かにお約束みたいなモノが多々描かれているな、と。
しかし自らハードボイルドを自覚していたら、ソレは最早ハードボイルドではないだろう…

――この人、自分がハードボイルドだって自覚してたのか!!――



[カラクリ]

DSC04151.jpg



登校拒否中の女の子は、寝ていたベッドに鍵穴を見つける。
どうもカラクリ好きだった祖父さんが作ったモノらしいのだが…


まぁ、祖父さんはカラクリ好きっていうか、カラクリそのものなんですけどもね。

DSC04152.jpg
祖父さん

歩くのは遅いが、走ると速すぎる爺さんというワードから作られた話らしいです。
祖父さんはカラクリの身体ではあるものの、作りがあまりにおこがましかったりだとか、結局最後のオチがくだらないダジャレの1発ネタだったりと、石黒節は全開ですね。

――速すぎだっつーの…――



[血の連判状]

DSC04153.jpg



石黒氏初の歴史マンガ。
ボロ寺の拾われっ子の女の子の元に困った農民と領主に腹を立てたザビエルが集まり、話は一揆を起こす方向でまとまるが…?


一揆の連判状に名前が円になって書かれているのは首謀者を解らなくさせる為だそうだが、円になって書かれてるのは何故かを考えて、こういう結論を出すのも面白いなーと思ってみたり。
まぁ、歴史マンガとはいっても、完全にコメディーとギャグの領域で、歴史のコトなんか知らなくても問題なく楽しめるのが良いですね。
石黒氏のマンガにしてはめずらしく、

DSC04154.jpg
山賊登場

こーんなオイロケ描写(?)もあったりして。

――石黒短編集に成年マークつける気か、カスッ!!――



[スペースレンジャー・ゴーファイブ]

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悪の組織「デーモンナイツ」は、いつもスペースレンジャー・ゴーファイブにヤラれていた。
しかしその日、首領のデーモンキングは、恐るべき考えを思いついた。
その作戦とはいったい…?


戦隊モノを観たことがある人なら誰でも1度は思うコト。
それすなわち、1人の怪人相手に5人がかりでタコ殴りというのは卑怯ではないのか、と。
しかし逆に考えれば、1人の怪人相手に5人がかりでないと倒せないほど怪人は強いというコトでもある。
つまり!
戦隊を倒すには怪人が複数いればいいんじゃないのか?

DSC04156.jpg
怪人3人がかり

という訳で、怪人が3人同時に襲い掛かる!
このピンチにゴーファイブはどうするのか!?


完全にアイディア勝負の1発ネタですね。
色の選択と、色に対するコメントが面白い。

――クリーンな政治を約束します!政治家ブラック――



[修学旅行]

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修学旅行中に不思議な体験をする男子生徒。
唐突にあらゆる物がおかしな基準で反転してしまったのだ。
仲良しだった男子は女子になっているし、がたいの良かった男子は虚弱体質になっているし、とにかくどこかが反転してしまったのだ。


このマンガはホラーであるらしい。
だが、(主人公にとっての)恐怖は最後の部分以外は感じないですね。
読者的には反転している部分が面白かったりする訳で、恐怖を感じるコトはないかと思います。
反転した理由は

DSC04158.jpg
芦屋さん。あだ名はアジャ

この女の子にあるらしいのですが、それは作中では明らかになっていません。
主人公が反転しなかった理由もソレで説明が出来ると思うのですが、どうなんでしょうか。
まぁ、本人が気づいていないダケで、細かい部分が反転していたのかもしれませんが。

――怖くて振り返ることが出来ない――!! ――



[薄暗い穴の底から]

DSC04159.jpg



脱出できそうにない穴に落っこちてしまった姉弟。
姉は出られる場所がないか歩き回り、弟は空を飛ぶ機械を造り始めるが―――?


全6ページのショートストーリーですね。
短いのでどんな世界観なのか、何故穴に落っこちたのかなど、想像に任せている部分が多いのですが、背景などから想像の幅が広がっていくのが楽しいですね。
タイトルを見るとホラーじみていますが、実際はコメディーマンガです。
穴に落ちて出られなくなった状況における「前向き」とは何か。
そんなテーマが込められているとかいないとか。

DSC04160.jpg
空飛ぶ機械

この機械の顔が面白くて良い。

――よくやった勇者よ――



[南国ピクシー]

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石黒氏の元のかかってきた1通の電話。
その電話はスロットのマンガを依頼する電話だったのだが―――?


石黒氏のスロット体験記というかレポートマンガというか…
私はパチンコもスロットもやらないので、スロットマンガみたいなモノはあまりというか全く読まないのですが、そういうマンガっていうのは攻略法がどーだとかそういうモノだと思っていたのですが…
何で石黒氏がスロットマンガを描くと

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石黒氏と担当さん

こんなにも笑えるモノになるのでしょうか。
スロットの楽しさや面白さというモノは全く伝わってきませんでした。
伝わってきたのはマンガの面白さ。

――てめーはスロット番長!!――



[南国番長]

DSC04163.jpg



上記マンガの続編。
人気があったらしく、続編を描くコトになったらしいのです。

女の子をスロ屋へデートに誘ったスロット番長。
女の子を喜ばせる為に、石黒氏命令して妖精に扮装させるが―――?

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作者・妖精Ver.

最早ストットマンガじゃねーな。
もっとこう、別の何かだな。
まぁ、スロット未経験者と経験者の差の説明は解り易かったけれども。
スロットマンガなのに、スロット部分はわずかに3ページほど。
オチは完全にパロディ。

――あ~あ、次のページ行くの怖ぇなぁ…――



[最後に]
まず、アイディアありきで、そのアイディアをよく練ってあるなーと思う短編が多いですね。
ただでさえアイディアがいいのに、それを基にして巧いコト組み立ててあるので、ハズれが無いんですよね。
キャラ同士の掛け合いも面白いし、オチも笑えるし。

大学時代に描いたというラクガキは1発ネタとしては充分な面白さでしょう。
個人的には「髪飾りの女の子」と「マンモスの騎士」がお気に入りだったり。
作品では”気の抜けたビールで…”と”スペースレンジャー・ゴーファイブ”が気に入っています。


最後まで読んでいただき有難うございます。
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