我がヒイキ球団・横浜は、開幕戦疫病神が蓄積疲労とやらで開幕投手ではなかったモノの、序盤こそ調子が良かったモノの、結局は逆転で敗北。
たぶん、今季もこういう試合が多いんだろうなぁ。先が思いやられるな…
さて本日紹介するマンガはコチラ。

小学館刊/やまむらはじめ氏
[作品概要]
大学生の枸雅匡平(くが・きょうへい)は、コンパの席で史場日々乃(しば・ひびの)に告白しようとする。
日々乃の父親が匡平と同郷というよしみで知り合った関係だ。
ところが上手くいきかけた矢先に会場のエレベーター内で惨殺死体を発見し、気まずい雰囲気になってウヤムヤに。
その帰り道、突然襲われる匡平。
何とか家に帰り着くと匡平の妹の詩緒(うたお)が来ていた。
匡平の故郷では案山子と呼ばれる神を祀り、「隻」と呼ばれる人が案山子を操って生活している村だった。
詩緒はその「隻」の1人で、かつて「隻」だった匡平と因縁のある阿幾(あき)が脱走したので連れ戻しに来たのだという。
そして、匡平の家はその日のうちに阿幾に襲撃される……
[参考記事]
→1巻紹介
[内容補足と感想とか]
さて、主人公・匡平を差し置いて阿幾と激戦を繰り広げている勾司朗(こうしろう)。
この辺り、匡平の出身村では、2つのお館が覇権争いをしているみたいで、どうも勾司朗のいる側では、阿幾の力を欲しているみたいなんですね。
そんな訳で、上からの命で阿幾を連れ戻しにきたみたい。

勾司朗対阿幾
という訳で、勾司朗の操る、高性能の案山子・宇輪砲(うわづつ)が阿幾を追い詰める。
詳しくは書きませんが、実際の話、この宇輪砲、かなりの性能で、戦闘ではほぼ無敵といってもいいかもしれません。
その宇輪砲でもって、阿幾を追い詰める勾司朗なのですが、阿幾の思わぬ反撃をくらって一転してピンチに陥ってしまうんですね。
そのピンチを救ったのが新たな隻。
不意をつかれた阿幾はそのままやられてしまうんですね。
で、偶然、この戦いを目にしていたのが日々乃の友人にして、超常現象に目がない久羽子(くうこ)さん。
この久羽子は、以前に詩緒が玖吼理(くくり)の操縦練習したのを目撃しており、案山子に並ならぬ興味を抱いていたんですね。
そんな久羽子の前に落っこちてきたのが、謎の隻にやられた阿幾。
久羽子は、コレ幸いとばかりに、阿幾を連れ帰ってしまいました。
そして、超が付くほどの危険人物・久羽子による、阿幾の尋問が開始される!?

阿幾、ピンチ?
主人公・匡平はというと、阿幾らしい人物が久羽子に保護?されたと聞いて、久羽子の家に行くコトに。
そこで、思いがけずに阿幾と再会。
そこで、阿幾の挑発にのって、阿幾をぶん殴ってしまいました。

匡平の攻撃
怒りに任せて阿幾をボコボコにする匡平。
ソレを見た日々乃はドンビキしていましたが…
さて、阿幾をぶん殴っていた匡平ですが、隙を突いて阿幾に逃げられてしまい、阿幾の捜索をするコトになったのですが…
阿幾を捜す詩緒の前に現れた人物がいます。
勾司朗と阿幾の戦いの中で、突如として現れた新しい隻です。
で、この新しい隻。
何と外見が詩緒にソックリ!

詩緒じゃないよ
相手は詩緒や匡平のコトを知っているらしいのですが、詩緒や匡平はこの隻のコトを知らないみたい。
どうもこの隻は詩緒に恨みがあるらしく、詩緒に戦いを挑んでくるんですね。
こうして隻同士の戦いが始まる―――!
その戦いの行方は?
で、その戦いの決着が付いた辺りで、次巻へと続く。
という訳で、2巻のストーリーを紹介してきた訳ですが、このマンガは、この部分などオマケにすぎません。
このマンガのメインは詩緒の羞恥です。
詩緒がいろんな理由によって赤面するのを愛でるマンガなのです。
作者自身がその様に言っているので間違いありません。
2巻の表紙も詩緒でした。日々乃かと思って楽しみにしていたのに…
という訳で、1巻紹介記事に引き続き、詩緒の羞恥シーンの紹介などを。
エントリーナンバー1:匡平に女の子として見られていないの巻(第8話)

詳細:とある理由によって日々乃と一緒にお風呂に入っていた詩緒。
その入浴シーンを匡平に覗かれてしまうんですね。まぁ、不可抗力なんですけれども。
で、日々乃の裸を見てしまい、気まずい状態になってしまったのに対し、自分も見られたとアピールする詩緒に対してのセリフ。
解説:うん、どんなに幼く見えて詩緒は女の子ですね。
日々乃に対しては気まずくなっているのに、自分に対しては全く態度が変わらないのが気に入らないのでしょう。
自分も見られたとアピールする詩緒がカワイかった…
しかし、匡平のセリフは女心をまるで理解していない…
エントリーナンバー2:ありきたりな失敗をするの巻(第8話)

詳細:コーヒーに砂糖と間違えて塩を入れてしまった!
しかも日々乃に指摘される。
解説:ベタです。ベタすぎます。
だが、ソレがイイ♪時もあるんです。
こういう赤面もアリですな、うん。
エントリーナンバー3:バスで居眠りをするの巻(第9話)

詳細:匡平&日々乃との待ち合わせ場所にバスで行くも、居眠りしてしまい乗り過ごすハメに。
終点について運転手に起こされたトコロ。
解説:ポイントはヨダレ。
そして、この後、1人バス停に取り残された詩緒がまたカワイくってイイ♪です。
その詩緒はご自分の目でご確認ください。
エントリーナンバー4:やっぱりベタな失敗をするの巻(第10話)

詳細:つまづいて駐輪場に突撃。止めてあった自転車をなぎ倒す。
そのまま去ろうとするも、その場に居合わせた幼稚園児の視線に耐えられず、戻すハメに。
解説:ベタついでに、戻す際に反対側の自転車もなぎ倒し、余計に羞恥プレイに。
まぁ、このシーンでは、つまづいた際の、目を回しながらグルグル回っている詩緒がカワイイのですけれどもね。
こういう失敗って、人に見られるのは恥ずかしいですよね。
番外編:日々乃の巻(第7話)

詳細:お風呂場で玖吼理を洗う日々乃と詩緒。
しかし、詩緒の失敗により、シャワーで水をかけられるハメに。
解説:この事件がこの後、更なる悲劇を呼び起こすコトに…
しかし、水で透けた上に、肌にピッタリと張り付いているシャツというのは良いモノですな。
特に日々乃みたいにボリュームがあるとね、尚更ね。
タダでさえスゴいのに、ピッタリとしているモノだから、より強調されるしねぇ。
しかしこの時の透けブラは眼福だった…
[オマケに関して]
さてこの巻には、作者が人生で初めてという、オマケマンガが収録されています。
1巻の冒頭で登場した、日々乃の友人・スオー。
そんなスオーが、グチをこぼします。

誰も憶えていない?
久羽子の登場もあり、もう2度と出てこないのではないかと思われるスオー。
作者に対して文句を言ったりして、このスオーがメインの話かと思いきや、結局は詩緒の話に…

ケーキを前にしての笑顔
ケーキを食べている時の幸せそうな顔はいいとして、そんな詩緒にスオーが吹き込んだコトとは!?
詩緒に忍び寄る最大の脅威とは!?
といった感じのオマケマンガです。
他の作品をそんなに読んでいないので知らなかったのですが、作者にとって初のオマケマンガだそうで。
完全な脇役にスポットをあてつつ、結局は詩緒のマンガなのでした、と。
最後まで読んでいただき有難うございます。